こんにちはヨスガノです 久しぶりの投稿となっちまいました;
最近アレです 仕事と城ドラと このゲームのプレイと動画編集の日々でした
とは言えちょっと更新放置しすぎでしょう?すいまえんでした;
さて
今回はこのゲーム
Neverending Nightmares
ホラーゲームだね^^
ブログでホラー紹介すんのはサイコブレイクといまんとここれだけ
さっそくゲーム紹介させてもらう
まずは作者の「クリエイターズボイス」を見てみよう
クリエイターズボイス
この作品は、極めて個人的なプロジェクトです。
私自身が精神の病に苦しんでいた感覚をそのままゲームに反映しています。
強迫性障害と鬱に苦しんでいた思いを、誰かに上手く伝えることがなかなかできませんでしたが、
このゲームの雰囲気から、私が感じていたものを知ってもらえればと思います。
主人公に力を持たせないようにデザインしています。
トーマスは喘息に苦しんでおり、長い距離を走ることはできず、
追っ手から走って逃げきることもできません。
明確な目標も与えられず、悪夢は次々と襲い掛かり、
その悪夢がいったい何であるのか何も教えられることなく、
ただただ世界をさまよいます。
鬱の人間にとって、人生は悪夢です。
ですから、このゲームはすべて悪夢の中で完結しています。
精神病になると、現実を上手くとらえることが難しくなります。
その病が止んだ時、初めて現実がわかるようになります。
http://playism.jp/game/346/neverending-nightmares から引用
はい 以上です
まずこのゲームを作った人は強迫性障害と鬱に苦しんでいるという
そんな作者の苦しい思いを感覚的にゲームに反映した作品ってことだね
つまり理解されにくい苦しみの叫びや訴えをゲームで表現したものだと思う
ゲームを通して作者の思いや苦しみを少しだけ疑似体験させてもらう感じかな
ゲームの主人公であるトーマス=作者なんだと考えれば良いね
クリエイターズボイスから作品がどういうものか簡単に整理すると
主人公の目的目標はなし
ひたすら悪夢のなかをさまよう
悪夢のなかで何かに襲われることあり
しかしトーマスは喘息持ちで長時間走れない
体力もなく武器などによる格闘は一切なし
操作方法を確認してみた
と、とてもシンプルですね…
ゲームとして大丈夫なのかこれwww
まあホラーアドベンチャーゲームという感じなんだろう(適当)
とにかくやってみよう
Let's Play!!
ブスリ・・・
はじまって数秒でこのシーン・・・
おはようございます
起きても夢
覚めない夢
それは悪夢
ということなんだろうか
とりあえずさまよってみるわw
基本的にはこのモノクロ横スクロールの構成
時々オブジェクトにカラー表現があり
丸ボタンで「調べる」ことができる
しばらくウロウロと館内を徘徊してたら
なにかが起こりそうな場面・・・
・・・しかし不思議と怖くはない
それから それから
しばらく進んでいくと
歯?
Yes! これは歯です
なぜ? 歯?
誰の歯??
色々と考えてもたぶん答えは出ないので
感覚的に捉えていきましょうw
どんどん行くおー
誰だ!!?
お前は・・・ボクなのか・・・
こんな感じにローソク一本で暗がりを進むパートがあり
一気にホラー感が増すwww
やっぱりホラーは「暗い」が鉄則でしょう
なので部屋は薄暗くして
音も当然ヘッドホンでプレイですw
正直なところ
ストーリーとか目的とかないんで
何が起こるか予測不可能なこのゲーム
・・・なかなか怖いです
はい っとまあ こんな感じでの悪夢体験ゲームです
4日間寝る前の1時間くらいをプレイしてクリアしたよー(^o^)ノ
クリアしての感想
良くも悪くもゲームとしてはとてもシンプルな構成です
武器やアイテムなども存在しないので
最初に説明したようにひたすら悪夢をさまようゲームです
登場人物もあまりいません
主人公のトーマス
妹のガビィ
トーマスの妻らしき女性
その娘
エネミー(敵)
だけどこのゲーム・・・
何か謎があるように思いますね
精神の病に苦労する主人公の体験をゲームとして表現しているというよりなんか・・・
作者の深層心理をゲームで表現した作品
願望や欲といったドス黒さも漂う作品だった
少し考えてみよう
このゲームにはエンディングが3つ用意されている
ネタバレになるといけないので内容は具体的には言わないが
プレイヤーの意図した選択による
マルチエンディングではないということ!
これがどういう事かというと
プレイヤーは主人公のトーマスを動かしてゲームを進行させるが
プレイヤー=主人公ではない
つまりプレイヤーの選択肢はこのゲームに存在しない
にもかかわらず3つエンディングが用意されている理由・・・
それは
1つのエンディングにしてしまうことで作者の「想い」がそこに集中してしまう
作者の「願望」や「欲」があからさまに決定されてしまうことを避けたかった?
「結末」を3つ用意しておくことで作者の心理をボカしたんじゃないかな
全ルート3つのエンディングを通して思ったことは
作者の願望や欲を「夢」ではなく「悪夢」というステージで表現することで
自傷行為 猟奇的行為 グロテスクな表現も容認されると考えたからで
強迫性障害+鬱病という設定を加えることでそれらの表現も
プレイヤーからは「かわいそう」や「悲しい」という同情をも引き出す
ことに成功したんじゃないかな
つまり
作者は自傷行為 近親相姦 猟奇的行為 などの願望をゲームで表現して満足
だけどただの自己満足になっちゃうので
ゲームを売り出すための後付で「強迫性障害+鬱病の作者」という設定を付け加えたとか?w
あくまで独自の解釈ですけどね
総評
まず価格として約1,500円は買いやすい
ホラーアドベンチャーゲームの感覚
ゲーム慣れがなくても誰でもプレイできる
ストーリーはないけれど描写や台詞 結末から
考察する楽しさはあるかと思う
ゲームボリュームはそこまでないので
とおしてプレイすれば4時間くらいで全てクリアできるレベル
以下の3つの項目に5段階の★を自分なりに付けてみる
表現 ★★★☆☆
モノクロを基本としたグラフィックにときおりカラーの表現は
プレイヤーの目線を誘導する良い表現だと思う
背景、キャラデザも含めて良い雰囲気
音楽 ★★★★☆
そこまで耳につくことはないけれどゲームの雰囲気
によくマッチした邪魔にならない音楽
結末 ★★★☆☆
意図した選択もなく3つのエンディングにたどり着く
結局分岐からやり直して違うエンディングを見に行く
だけどそこには明かされていない作者の意図があると思うとそれもまた良しかと思う
プレイより見るほうが好きって方は
実況プレイ動画にしておいたので良かったらみてくだちぃ